「生理痛」は子宮内膜が剥がれる際に生じる痛みです。
一般的には、生理開始日から3日目あたりに下腹部やお腹の痛み、腰に痛みが出ることが多くあります。痛みの程度には、個人差があります。激しい痛みやお辛い症状により日常生活にまで影響がでてしまうこと、学校やお仕事を休まねばならないこともしばしば起こりえます。
「出血量」にも個人差があります。ご自身の出血量は他者と比較しにくいので、どの程度の出血量が普通の状況かを判断しにくいものと考えます。一般的な目安として、夜用ナプキンの使用でも短時間でいっぱいになってしまう方は、「出血量が多い」という状況かもしれません。貧血や身体の不調を招いている可能性があります。出血量の多さは何らかの疾患が原因で生じていることもあります。
なんらかの疾患が原因で重い生理痛が生じている可能性があります。超音波検査や感染症の有無、採血による精査を用いて原因をしっかりと精査し、適切な処置や処方を行います。生理痛は我慢をする必要はありません。生理期間がお辛くないよう対応いたしますので、ご相談ください。